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お薦めBOOKS
小さな会社☆儲けのルール
竹田陽一 /栢野克己
「ウチの会社なんかじゃ〜」って言ってるそこの社長さん!「大手に対抗できずに苦しい」と愚痴をこぼす前にまず行動です!え?どう動けばいいかって?それならこの本を熟読してみてください。じんわり効く竹田ランチェスターに熱烈な支持者が多い訳は?読めばわかる↓↓
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お薦めのリンクをどしどし紹介します
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「わかりやすく色を勉強できる本」
 
「色の本棚」★★★
視覚デザイン研究所編

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/491500984X/

 今週は、色についての書籍をピックアップします。「一夜漬けの専門家シリーズ」という少々突飛なシリーズの三部構成「色の本棚」です。色は、デザインに限らず、イベントブースや室内のコーディネート、ロゴやユニフォームなどのコーポレートカラーとあらゆるシーンで重要な役割を担っています。(好きだから)、(嫌いだから)、(可愛い)、(格好いい)、これだけで選んでも問題ない場合もありますが、極端な例で「クール バーゲン」と称して寒々しい色で演出したバーゲンは全員意気消沈、涼みながら「あんた、それ寒いよ・・」となってしまうと失敗です。色選定や配色の失敗は、会社や店の印象を悪くしますので「一夜漬け」とまではりきらなくとも、気楽でわかりやすい参考書を紹介します。

 最近は色彩検定なる資格試験がありますが、ちらっと出題や参考書を眺めたのですが、なんともわかりにくい。どうして試験となると、こうもわかりにくく表現してしまうのかと首を傾けたくなります。私の場合は学生時代に「色彩 学」というのを(一応?)勉強してきたのですが、それの教科書にも匹敵する難解さです。色相環がどうたら・・対比だ、類似だ、補色がどうでマンセル色立体・・・。授業なら先生が口で様々に噛み砕いて教えてくれるでしょうが、独学ではそうもいきません。  これは、まったく個人的な意見なのですが、「色」のような右脳の感性を使う事柄に関して、学問的な理論暗記の学者スタイルが果 たして通用するのか?と思うのです。むしろ、勘の鋭い、視覚からの吸収が早い人の方が現場では活躍しそうに思えます。

 そういう意味からお薦めしたいのが「色の本棚」のシリーズ。私も読みました。古い本ですが、別 に流行を追っているのでなく基本的な参考書ですから、今でも十分通用します。まず目に付く可愛いイラスト、しかも何人かのイラストレーターさんの多種多様なタッチがページに入り乱れているので、結構豪華と言えます。文章も話し言葉のような簡単でわかりやすい言い回しと柔らかい書体ですから、気楽に眺めながら勉強ができます。さらに、ページの中をくり抜いて、次のページの下地色との配色合わせが実際に目で見て体験できますので、なかなかに、お金を掛けて頑張って作った本だと思います。「学問」となると肩肘はってしまいますが、これなら雑誌を眺める感覚で読めますね。

 

「色の本棚」★★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/491500984X

 まず、最初の1冊ですね。結構この本は重要で、基礎中の基礎の項目について取り上げていますので、初心者はここから入らないと、結局回り道です。特に重要な項目として、色の実験シリーズ「明度対比」「色相対比」「彩 度対比」「ブラックマジック」「残像」などは、必ず体感することをお薦めします。他に「色のない色がある!?」の項目や「気分を変える色」も必見ですね。私流のお薦め学習法は、「○○色と○○色はマッチングする」という理屈を社会科の丸暗記型で憶えるよりも、この本で実際の色対比の見え方の変化を直接、視覚から脳に伝達して憶えていって欲しいと思います。色彩 理論も大切ですが、見た目の色の衝撃など、感覚を研ぎ澄ましている方が配色に強くなれる気がします。

「色の本棚2」テクニックとルール ★★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4915009858

 第2章にきました。応用編、つまりテクニックを磨く修行にきましたよ。最初からじっくり読むことをお薦めしますが、最終章の「配色ルールブック 困った時は、この手で配色」は、法則をまとめ上げた重宝するコーナーです。アクセントの付け方、トーンの揃え方、無彩 色の組み合わせ方等の実践編がわかりやすくレクチャーされています。理屈さえ分かれば簡単です。十分、貴方流の配色も可能になります。スポーツなどと同じで、プレイの仕方はひとつじゃありません。基礎、基本がしっかりすればオリジナルはいくらでも出来ます。

「色の本棚3」自分のイメージ ★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4915009866/

 第3章まできました。でも、センスの良い人なら1、2章で十分に力をつけているかもしれません。このパートでは、より深く現実味を帯びた項目になっていきます。色の心理テストなど楽しいコーナーの他に「イメージ」「ファッション」「インテリア」「グルメ」「社会」と具体的なテーマでピックアップしています。ここまで、マスターすれば色に関しては、ちょっとうるさくなれますね。パート3までくると、凡例を使っての説明も多いですが、凡例はあくまで凡例、実際に街に出て目で確かめるのが、一番新鮮で勉強になる方法です。

 この本を読めば、展示会でポスターが必要な時、(やみくもに好きな色で作ってしまいました)でなく、(会場の壁は何色だったかしら?)(ターゲット層を考えると、色味はこの方向で!)(会社のロゴタイプとマッチングさせるために、こういうテクニックを使おう!)と賢い作り方ができます。もちろん狙って作った物とやみくもに作った物では、効果 も期待度も違いますね。

さて、次回のテーマは何でしょう?具体的なツール以外にも様々な用途に必要な材料 をご紹介します。

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