信頼を得るには、顔の見える広告

記事広告デザイン

昨今はインターネットが発達して、オークションやネットショップ等顔の見えない人間関係、顔の見えない会話が多くなってきました。しかし相手の雰囲気などがわからないままに高額商品をその人や企業から購入するのは不安がつきまとうのも事実です。最近は二面性を持った人の凶悪事件もあって、にわかに人の一面だけを鵜呑みに信じるのも危険性がありますが、それでも素性のわからない人に比べれば、顔が見える相手という事で不安を取り除けます。直接対面営業でない広告でどうやって顔を見せるのか、不安を取り除くのかという企画案です。

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 情報満載のスタイルですので、どちらかといえば、チラシなどでも裏面側、冊子なら後半のページに向いている作りです。ヴィジュアルインパクトはなくとも、理解、納得してもらい、信頼を勝ち取るというゴールに向けては、やはり読者が必要とする情報の多さと、発信側がどんなところ、どんな人なのか見えないと難しいです。情報量 の多さをごちゃごちゃさせないように整然とまとめあげ、見出しタイトルのマーキング化、色対比や線、円の図形の配置でメリハリのリズムをつけて、「しっかりしたデザイン=安物でない企業」という信頼をもたせる表現と、体温の伝わる担当部署からの生メッセージ、これらを上手くミックスさせることが重要です。

 以前のアンケート結果などを考慮して、お客さんの不安に感じている問題、素朴な疑問の解決策を各カテゴリーにわけて回答していきます。消費者が本当に知りたい事は、商品のメリット部分だけでなく、「欠点を隠していないか?」「気づかずに購入して、後悔しないか?」つまり「この販売者の言っている事を信用していいのか?」という不安、不信な部分にもデリケートに気を配っていきます。「まず、商品や企業の前に一人の人として信用してもらう」「この人なら安心、任せられる」と思われないといけません。

信頼してもらうには、切々と長い文章で商品に対する真摯で熱い気持ちを書き綴れば、相手に心通じる確率も高まるのですが、不特定多数に見てもらう広告の限られた紙面では、多くの声に対する商品のあらゆる角度の客観的情報をも掲載しないと正しい理解を得てもらえませんので、どうしても少ないスペースや文章量 の中に、伝えたい事を凝縮して書き込むことになります。 少ないからと、広告定番の美辞麗句をさらっと流しても読者のアンテナにはひっかかりません。商品力の有無ももちろん影響しますが、せっかく社員の笑顔を出して「私が担当します」「私が設計しました」と自信を持ってアピールしているのですから、その人らしい好感もてる一言を「その人の言葉」で伝えるべきです。

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些細な事でいいのですが、プロレス好きの人の「猪木の卍固めばりの堅牢さ!地震も一気にギブアップだっ!」とか、占い好きの人が「私のラッキーアイテムは携帯電話です。お困りのことでも何でも電話下さい!それは私にとってのラッキーかもしれませんから(笑)」という風に、相手がどんな雰囲気の人かわかると愛着も感じやすくなります。もちろん、人には好き嫌いがありますし、好感度のある人、無い人で差も出ます。また気を引こうとクドクド雑談に興じてしまっては、情報伝達であるはずの広告の機能を失わせたり、くどい人と思われ逆効果になる場合もあります。

その人らしい言葉を繰り返し定期的に伝えていくと、親近感を読者に与えられますので、顔は写真やイラストでしか知らずとも数回の記事を読んで、その人のことを「知っている人」のような愛着を感じてもらえれば、営業的にもグッと優位 な関係を築けます。「毎回読んでるわよ!」「それは、どうも有り難うございます!光栄です!」といった感じでしょう。社員の人柄より企業体裁が大事な大企業には似合わない方法ですが、部署からの発信や中小企業の地場固めに向いている方法です。定期的に読者に興味を持って貰える、好感を持たれる人柄をアピールすれば良い効果が得られます。

私どもは、クリエイティブ提案だけでなく、発注者のみなさんの生のメッセージ発信のお手伝いもいたします。「プロのライターでなくて規定の文字数に上手くかけない」、「どうも、下手な文章で上手なまとまった言い回しが出来ない」「写真を撮影したけど、ぱっとしない」などのお困りの部分も数々サポートしてきました。もちろん、その人らしさを壊さない形で、しっかりと一つの紙面 にコンテンツをまとめあげます。発注者さんと一緒になって作る事で、「ノンプロだけでは良い体裁にまとめられない」「外部に全てまかせると企業の魂の部分やメッセージが上手く伝わらない」といった問題を一緒になって作っていく事でクリアし、より良いものを制作してきました。発注者さんに熱意があれば、私たちもその熱意に負けないがんばりで答えてきました。そして、これからもその姿勢はかわりません。

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